妊活の第一関門。私が泣いて笑ったHSG体験談
妊活を進める中で、避けては通れない(そして誰もが恐れる)「子宮卵管造影検査(HSG)」。 ネットで検索すると怖い言葉ばかりが出てきて、当日までドキドキだった。
……が、それ以前に。
今回の記録は、私が実際に受けてきた当日のリアルすぎる(ちょっとお恥ずかしい)ドタバタの一部始終。
結論から言うと、「思ったより痛くはなかったけど、2度とやりたくない!!」(笑)。 最悪のコンディションで挑んだ私の奮闘記だ。
妊検査当日、まさかのコンディションと「お尻」の衝撃
検査の朝、私は絶賛二日酔いだった。 病院から制限されていたわけでもないのに、朝から水しか口にできない。
吐くまではいかないけれど、とにかく気持ち悪い……。早くアルコールを抜こうと、必死にお水を飲んでいた。
言い訳をすると、前日は久々の飲み会だったのだ。ついついお酒が進んでしまい、朝起きた瞬間から胃がどんより。
「絶食」と言われなくても、何も食べたくないレベルの最悪なコンディションで病院へと向かう羽目になった。
妊活中にあるまじき失態、本当に過去の自分を小一時間問い詰めたい……。
なんとか病院に到着し、受付を済ませて血圧と心拍数を測定。
二日酔いの動悸に加えて、迫り来る検査への緊張で心臓はバックバク。機械が少し高い数値を叩き出したようで、看護師さんが優しく声をかけてくれた。
「あれ? ちょっと緊張してる?大丈夫?」
「す、すみません、緊張していて……(あと二日酔いで……とは口が裂けても言えない)」
「朝ごはん食べた?」
「食べてません…水は飲みました」
「あら…食べてきてよかったのに〜」
「(あ、これ優しい先生や……)実は、ちょっとお酒飲みすぎて……(言っちゃった)」
自業自得な私だが、看護師さんは本当に優しかった。
「じゃあ、検査の前に痛み止めを使いましょうね。最初にこれ、お尻に入れてね」
手渡されたのは、紛れもない座薬。(座薬というものを後から検索で知った32歳。)
「……え?! お尻の穴……?(大混乱) 」
子宮の検査をしに来たはずが、まさかのファーストステージがお尻。いやいや心の準備が1ミリもできていない。個室トイレで冷や汗をかきながら奮闘することになった。
これが意外と難しい!なんと言っても、普段は「出す専門」の場所に異物を入れるのだから……!
「……スポッ」
あ、なんか入ったかも。
お尻の穴って、最後吸い込むんだ。人間の体ってすごい。
――なんとか人生初のミッションをクリアした。
1粒の飴
待合室でしばらく待機したあと、ついに呼ばれて処置室へ。
そこで看護師さんが、ポケットから1粒の飴を取り出した。
「これ舐めて落ち着いて! 検査中も舐めてていいからね」
この時は、ただの優しい気遣いだと思っていたこの飴が、のちに私の救世主になるとは、知る由もなかった。
いざ本番!ベッドの上での涙と鈍痛
ベッドに仰向けになり、足を広げるお馴染みのスタイル。
カチャカチャと器具が入る感覚が怖すぎて、どうしても足にガチガチに力が入ってしまう。
おそらく、実際の痛みよりも想像による痛みの助長も大きいと思う。
そして、いよいよ造影剤の注入――。
「いてーーーーー!!!!」
キリキリとした鋭い痛みではなく、重〜い生理痛のMAXがズドーーーンと押し寄せてくるような鈍痛。
痛みの衝撃と「二日酔い×緊張」が重なってちょっとパニックになり、目からは自然と涙がポロポロ。大の大人がベッドの上でガチ泣きである。
そんな私に、看護師さんが優しく声をかけてくれた。
「深呼吸して〜! ほら、さっきの飴ちゃんに集中して!!」
そうだ、私には飴ちゃんがいる……!
そこでハッと気づいた。
万が一飲み込んでしまってもこの飴には穴がある。
そう、これは子供が大好きパイン飴。
なんでパイン飴?って思ってたけど、そういうことか――。
看護師さん、ありがとう――。
私は必死に口の中の飴の味に意識を向けながら、なんとか激痛の時間を耐え抜いた。
気が抜けた私に、看護師さんからの痛烈な一言
検査が終わった瞬間、一気に気が抜けてベッドの上で抜け殻のようになっていた。 そんな私を見て、看護師さんがニヤリ。
「……これ、お酒飲むから(痛いん)やないの〜?(笑)」
間違いない。だがそのお茶目なツッコミのおかげで空気が一気に和み、本当に救われた(笑)。
ちなみに検査結果は「両方とも綺麗に通っていますよ!」とのことで、泣いた甲斐はあった。よかった。
検査にかかった費用と、その後のリアルな体調
これから検査を受ける方が一番気になっている、リアルなお金と体調の話も残しておく。
- かかった費用:20,000円弱(なかなかの出費だが、お守り代!)
- 処方されたお薬:感染予防のための抗生剤(2日分)
機器代は実費のため、なかなかのお値段…。
いくら保険適用といっても、不妊治療全般ちょっとぼったくり価格じゃないか…?と時々思う。
検査当日はそのままお仕事だったが、「終わった後もずっと激痛だったらどうしよう……」という心配は良い意味で裏切られた。
デスクワーク中、お腹の奥(子宮のあたり)が「ズーン……」と、なんとなく存在を主張してくるような違和感(気になる感じ)は常にあったが、「仕事に集中できないほど痛い!」ということは全くなく、無事に1日を乗り切ることができた。これには一安心。
まとめ:もう2度とやりたくないけれど
終わってみれば、「ネットで言われている気絶レベルの激痛ではなかったかな」とは思う。でも……うん、やっぱり2度とやりたくない!(笑)
もしタイムマシンがあるなら、検査前日の自分に全力で伝えたい教訓は2つ。
- 足の力はできるだけ抜く(飴の味に集中!)
- 前日のお酒はほどほどに(絶対に)
これに尽きる。 でも、これを乗り越えれば、妊娠率が上がると噂の「ゴールデン期」が待っている。あのとき、パイン飴を味わいながら頑張った自分を、今はちょっと褒めてあげたい。

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